ストイックな中学高校時代

カタールワールドカップ日本代表のキャプテンを務めた吉田麻也選手は、中学校入学以後、体のケアのためにファストフードや炭酸飲料などを避けている、ということを知った。

私も、競技者であった中学高校時代に、同じようなことを実践していた。

 

要らなくなった大きなカレンダーの裏に一覧表を作り、壁に張って、お菓子・菓子パンやジュースを食べ飲みしなかった日は、○を記入し、食べ飲みしてしまった場合は、その程度に応じて△、✕を記入した。

そういったものを一番食べたい盛りだったが、がまんした。

ジュースの自動販売機を見かけると、その前まで行き立ち止まり、「いつか飲みたいな」と思いながらしばらく眺めたものだった。

 

その他の日課として、朝食前と夕食前の一日2回ぶら下がり健康器で懸垂を行い、就寝前には腕立て伏せ・腹筋・背筋を行った。

学校から帰宅後、カバンを玄関に置いて学生服を着たまま町内を走り、自宅でもも上げや両足飛びなどを行った。

スキー場へ行けば、リフトに乗らず、スキー具をつけたまま逆ハの字で山を登った。

これは、結構きつかった。

 

その甲斐あり、中学2年時の市総合体育大会の1500メートル走で、春は3位、秋は2位に入った。

しかし、精神力を重視した、非科学的なトレーニング法であったこともあり、中学3年以降は成績に伸び悩んだ。